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バイク乗ったり自転車乗ったり写真撮ったり山登ったり。そんな日常。

4.27.2016

トライアンフ ストリートツインに試乗してきた

続いてストリートツインのインプレをしてみます。
ボンネビルが水冷化されたというニュースを見て「ええっ?!」と思ったのですが、ボンネ乗り(空冷)の知り合いが試乗して好印象だったと言うので自分でも乗ってみる事に。
ちなみに元々はストリートツインの存在を知らず、1200ccのモデルのみのラインナップだと思っていました(笑)

試乗車はこちら。オプションのサイレンサーとパニアバッグが装着済み。跨がる時に鞄を蹴りそうになるw(あとメーターバイザー付いてるのと、ウインカーも変わってた)
まず見た目。空冷時代の前後17インチキャストホイールボンネと比較して見た目のバランスが良くなったように思います。フロントが18インチになったので前のバランスがいい感じに詰まったからかな?
シートがケツ上がり過ぎという意見もありましたが、このバイクの立ち位置、キャラクターを考えると若干スポーティーに、現代的にしてもよいかなというのが個人的な見解。1200ccのボンネと分離した事で明確にターゲットも分けて、フレンドリーさを増す為にシートのアンコ抜きもしたのだと思います。

跨がってみると足付きは非常に良く、スクランブラー程ではないけど充分軽い。というより車体がコンパクトに感じられるので、重さを感じにくいかなと。

ハンドル周り。シンプルで良い感じ。単眼メーターとしてかなり好みなデザイン。

ライトステーあたりのデザインがより現代的になったと思う。
「モダンクラシック」なのだからこういう現代のエッセンスを入れるのは良いと思う。ガチで古風なの欲しい人はエンフィールド行きましょう。インジェクションモデルは意外と壊れないみたいです(噂話)
 インジケーターがメーターパネルの中に仕込まれていて、光って浮かび上がる方式。よく見たらちょっとボコボコしてる。液晶画面には一般的な情報表示と、電子制御でロード/レインモードの切り替えを表示。モード切り替えはエンジン特性等に影響はなく、トラクションコントロールの介入度合いが変わるそう。新型V7もだけど、トラコン&ABSが標準装備の時代がやってきたのなぁ。

見た目で言えば写真で見た時にバカでっかいと思ってたラジエーターはブラックアウトされて遠目には気にならないレベル。エキパイとかエンジンをじっくり見ていると目障りだけど(笑)
まあ空冷ボンネでも同じ所にオイルクーラー付いてたけどね!

走り出すとおおよそ慣れ親しんだボンネの加速感w
だけど調べたら馬力自体は55馬力で空冷ボンネより低くなってるのね。だけど最大トルクが上がって発生回転数もかなり下の方に。おかげで馬力値以上にパワフルに感じる。
そして前後ともに足回りが良くなってる気がした。乗り心地が良い上にブレーキングやコーナリングでも落ち着いてる感。バネ感が減ってしっとりしたような・・・
ハンドリングはかなり理想的。ライダーの操作にジャストな反応をしてくれる。過度に曲がって行くわけでもなく立ちが強い訳でもない。多分というか間違いなくグッツィ乗るよりこの試乗車で六甲行った方がすふぃもは速い(笑)
前18、後ろ17インチという空冷時代のスラクストンのディメンション。ボンネの19、17の乗り味はとても好きだったのだけど、こっちの方が万人受けするのは間違いない。
街乗りでも全くストレスを感じず軽く乗れて、ちょっとコーナリングを頑張ってみても、乗らされているだけではなくてしっかりと操っている感じがする。

あとキャストホイールなのでチューブレスタイヤなのと、スポークに比べて洗車が楽なのが非常に注目すべき点!ボンネ乗ってる時代に何度フロント18インチにしたいと思ったか、更にキャスト化を夢見たか・・・(テクノワークス製前後18インチキャストホイールがかつて存在はした模様)
 
ようやく水冷化されたエンジンについて。シュンシュン回るだけという程では無く、ビートが感じられて心地よかったです。270度クランクが効いてるのかな?空冷エンジンのヒュルヒュルいう気持ち良さは無いけれど、これはこれで。試乗車はマフラーが変わっていたのでそれもあったかと。スロットル操作が楽しかったw大きすぎずちょうど良いくらいの音量。

ただこれはこの日試乗した3台共通なのだけど、電子スロットルはちょっと違和感。と言っても慣れの問題なので操作感が悪いという事ではなかった。開け始めのフィーリングがワイヤー式スロットルと違ったので、しばらく乗ってるうちに対策を身体が出来るようになってくる。

個人的には引き始めの遊びを減らしてやれば電スロの若干のダルさを打ち消してちょうど良くなる気がする。


総括としては「なにこれベストバランス」という感じ。グッツィが壊れたらこれ乗ろうかなw街乗りにも、ツーリングにも、峠遊びにも付き合ってくれるし。
カラーバリエーションが地味、というかグラフィックがもうちょい欲しいかもしれない。ラインナップでは試乗車のシルバーに赤ラインが一番格好いいかな。


あ、 タンク容量が12Lに減ってるのはマイナス点か。燃費は24、5L/kmくらいいくらしいのでツーリングだと200kmぐらいで給油意識かな・・・って旧ボンネもそんなもんだった\(^o^)/


T120ボンネとスラクストンRも試乗したので、そのインプレはまた後日ー。

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