Blog説明

バイク乗ったり自転車乗ったり写真撮ったり山登ったり。そんな日常。

4.28.2016

トライアンフ ボンネビルT120に試乗してきた

お次のインプレはT120。トライアンフ的にはこっちがメインのボンネかな。

見た目は何かもうボンネじゃない別のバイクに見えるwストリートツインの試乗記ではケツ上がりでも良い、と書きましたがこっちは駄目かな・・・折角キャラ分けしてるのだから、こっちはトラディショナルなシルエットを踏襲して欲しかったかなぁ。。。フロントが18インチになったので、必然的に前下がりにはなるのでしょうががが。

細身なシルエットは健在。久々に見るとタンクが結構デカく感じたw

鍵付きタンクキャップが標準装備になったのは旧ボンネ乗りにとってはきっと大ニュース(笑)ハンドルロックもメインキー一体ですし。すふぃもはハンドルロックもほぼせず、タンクキャップも5年間鍵無しで使ってましたが←
メーター周りは前の方が質感高かった気がする(写真撮るの忘れたw)
頑張ろうとしたのだろうけど、仕上げが悪く見える。。。安物中華バイクみたいorz
デザインで頑張ったり素材を変えてみても仕上げが悪いと安っぽく見えるよね。。。それならストリートツインぐらい割り切ってしまった方が見栄えがする。これを一番上手くやってるのはヤマハだと思う。MT-07は値段の割に安っぽさが感じられない。よく見たら安いのは分かるのだけど(笑)

跨がってみると思わず「重っ!」と言ってしまったwこれには30kgぐらい軽いストリートツイン試乗直後ということも影響したかなと。
ビッグバイクに跨がっている印象を強く受けたのだけど、これは試乗中ずっと感じることでもあった。以前乗ってたボンネとは近似性をあまり感じなかったかな。

走り出すとまあそれはそれはトルクがモリモリ。60km/hで2000回転いくかどうかぐらい?何気に6速だったしね。
ストリートツインと同じく水冷だけどビートが感じられるフィール。

加速感は排気量的にもまんまだけど、1200のスポーツスターが似通ってる。あとスペック的には下だけど、W800がトルクでスルスル走る印象に近いものを思い出した。

ハンドリングはかなり鈍重に感じる。だけどいかにも大排気量車といった風で、更に四気筒とはまた違うハンドリングが面白い。
F18インチなので自分の知ってるボンネのハンドリングでは無かったけれど、ブレーキを奥まで引きずって曲げてやるのはやっぱり楽しいw

車格もあって非常に手応えがあるバイクを、若干大きめなモーションをかけて操るというのは満足感が高いと思う。
足回りはこちらも前後ともに質が上がった印象。不足はなかった気が。さっきも少し触れたけれど、フロント18インチなので前の19インチみたく切れ込んでいく感じはナリを潜めた。逆にすふぃもはこのT120も19インチだと思い込んで試乗したために、ハンドルが(いつものように)切れ込んで行かずに「あれ?」と思いました(笑)


総括としては・・・モダンクラシックならストリートツインの方が良いかなぁ。ツーリングで距離を乗る人にはT120はメリットがあるのだけど、マジで高速乗るなら四気筒のCB1100もあるし、もっと言えばカウル付きの車種を選ぶべきだと思う。大排気量、大トルクってならスポスタ1200の方が現行でも面白味が上かな。

T120の印象が良くなかった理由としては、体感で「大柄」に感じてしまうこと。デカさが重さをより苦にしてしまう。更にトルクが有り余って日本の道、一般的日本人には持て余す気がしたからかと。。。


ただここまで書いてて、これは街乗り試乗だから得た感想かもと思ったり。もしこれが郊外の道を気持ち良く流す、ワインディングを軽く駆け抜けるというシチュエーションなら丁度ハマるのかもしれない。自分のように手応えのあるバイクを好む人ならT120でのコーナリングは是非味わって欲しいし( ^ω^)

初心者が乗ると「乗せられてしまうだけ」になりそうだけど、ある程度の心得がある人がツーリングで使うには良い相棒になるヨカンがしてきた。操りがいもあるし気持ちのよい道に向かうまでの高速道路走行も900ccに比べて遥かに楽そうだし。



ある意味で非常に乗り手を選ぶバイクだと思いました。車体自体はしっかり作られているので、ガンガン乗れる手応えのあるバイクを探している人は一度試してみて欲しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿